今回の苗づくり、実は、2回失敗しています。
1回目は、種子から根が伸びすぎた状態でロックウールに植え付けたため。
2回目は、忙しさにかまけて、水切れさせたためです。
かわいそうなことをしました。
ごめんね。
そこから生き残った苗は、2個だけ。
チマサンチュの第一回植え付けの株がもう少しがんばれそうなので、とりあえずその2個を水耕容器にセットします。
用意するもの
- 自作のペットボトル水耕容器
- ロックウールに植え付けた苗
- マイクロファイバークロス布巾
- 食器洗い用スポンジ
- 不織布お茶パック(7×9.5㎝)
- はさみ
- ホッチキス
- 爪楊枝
- ハイポニカ液体肥料
- ハイドロボール 小サイズ
ロックウール苗の状態
ロックウールから芽を出した苗、
まだまだ根っこは数ミリしか顔を出していません。
(赤い矢印)
このままでは養液を吸収できないので、給水布で養液とロックウールをつなぎます。
給水布の作り方
① マイクロファイバー布巾を 1×10㎝くらいにカットします。
カットした個所からは切りクズがかなり出ますので、指でできるだけ取り除きます。
② お茶パックの両端をカットして、1枚の不織布にします。
③ マイクロファイバー布を、お茶パックを開いた不織布で、くるくる包みます。
2か所をホッチキスで止めます。
余分な不織布はカットします。
④ 出来上がった給水布を、ペットボトルの飲み口にセットします。
飲み口側から通して、爪楊枝を使って切込みに押し込み、 外側に5㎜くらい引っ張り出します。
⑤ 食器洗い用スポンジを5㎜厚くらいにカットします。
このスポンジは100均の安価なもので、もとはネットがかぶせてありました。
ネットを切ってスポンジだけを取り出し、使用します。
⑥ ロックウールに、スポンジを巻き付けます。
⑦ じょうご型の容器の上部から、根っこを傷つけないよう、 慎重に苗を飲み口に差し込みます。
ペットボトルの飲み口にロックウール苗がフィットするよう、 スポンジの長さは調性します。
下の写真で、苗のセットは完了です。
⑧ 上下の容器を合体させます。
ヒョロヒョロ伸びすぎたほうの苗は、ハイドロボールの小サイズを入れて、
茎を固定します。
もう一つの苗は、今のところハイドロボールは必要なさそうです。
養液の管理
① ハイポニカ液体肥料を500倍に希釈します。
(市販されていないということなのでAmazonさんで購入しました)
2L のペットボトルの半分、1L の水道水に対し、
A液B液、共に2mlずつ入れてよく振ります。
(よく振ったほうが空気が混ざるので、効果的だそうです)
水耕容器の下半分に、油性ペンで付けた印より下になるよう、 養液を入れます。
写真、一番上が空気穴、2番目が飲み口の高さの目印です。
そこから2㎝下くらいまで、養液をいれています。
根っこが全部養液に浸ってしまうと、空気に触れないので根腐れします。
②余った養液はしっかり蓋をして、冷暗所に保管し、 つぎ足しに使います。
成長速度に比例して、養液の吸い上げが増えるので、
水切れさせないよう気を付けます。
また、一ヶ月に一度は、全養液を新しいものと取り替えます。
二つの苗、順調にワサワサ育ってくれますように。
May this small seed sprout in your field.
See you.
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