nanaの菜園

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【にほんごであそぼ】9月24日(月) ・25日(火)「にっぽんづくし」・文楽

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きょうは、9月10日(月)と11日(火)の再放送でした。

 そのうち、以前の記事で取り上げなかったトピックを紹介します。

  

www.nana-plant.work

 

 月の歌「にっぽんづくし」から、文楽のフレーズを。

 

 

24日(月)

大夫 三味線 人形で

心ひとつに 右、左

息を合わせて進みます

誠に めでとう 候いける

 

頭には黒い大黒帽、

黄緑色を基調とした横縞模様の袖なし羽織に裁着袴(たっつけばかま)才蔵が、

幸せを祈って言祝ぎ(ことほぎ)

最後には眉をぴくぴくとさせる顔芸で決め。

 

萬歳(まんざい)という門付け芸で、才蔵は太夫(たゆう)と二人一組で各戸を回っていきます。

おめでたい芸能なんですね。

また、今日の「お笑い漫才」の基でもあります。

  萬歳とは、正月、家ごとに回って祝言をのべ歌い舞い、祝儀を請う門付(かどづけ)芸の一種。

形式は時代と土地で違うが,ふつう風折烏帽子(かざおりえぼし)に素襖(すおう)を着た太夫と、

頭巾をかぶり、たっつけ袴、鼓をもつ才蔵とが一組になり、

家ごとに祝言をのべ滑稽(こっけい)な掛合をし,太夫が舞い才蔵が鼓を打つ。

古く鎌倉・室町時代には、陰陽師(おんみょうじ)支配下の散所(さんじょ)、声聞師(しょうもじ)などの賤民の行う千秋(せんず)万歳があったが,

近世になって三河万歳・大和万歳そのほか、各地に集団が生まれた。

明治以後は次第に衰えたが、今日も三河・知多の万歳は正月に諸方にでかけ、

また河内・尾張など各地の万歳も残っている。

万歳(まんざい)とは - コトバンク

 

 

25日(火)

にっぽんの 文楽まねして 高笑い

はぁ はぁ はぁ ははははは・・・

 

薄藤色の紗綾形綸子(さやがたりんず)に秋草模様の縫い取りを施した豪奢な着物を掻取り(かいどり)、

かわいらしい花簪(はなかんざし)を挿したお姫様が身体をよじらせて高笑い、

次の瞬間、

鬼の顔に!!!

笑いをおさめると、もとの美しい顔に戻ります。

怖いゎ。

 

主遣い(おもづかい)桐竹勘十郎さんの表情の変化にも注目。

UPでよく見えています。

本当に、人形と一体化していますね。

 

ちなみに、高笑いとは

大声で笑うことである。哄笑。

しかしながら純粋に「楽しい・面白い」といった感情を表すものと言うよりは、

(あざ)笑ったり勝ち誇ったり少し歪んだ感情を含んだ笑いであることが多い。

高笑いとは (タカワライとは) [単語記事] - ニコニコ大百科

 

 

文楽人形

ここで、文楽人形についてのあれこれを。

 

人形に役柄を演じさせるための工夫と修練

心ひとつに 右、左

息を合わせて進みます

 

小柄な人形を、大人が三人がかりで動かす‥‥‥

初めて文楽を観る者を驚かす、この大げさにも見えるやり方は、

木彫りの人形にさまざまな役柄を演じさせるために、長い歴史のなかで工夫されてきたものです。

胴部を支え、頭部を動かしながら、人形の右手も扱う演者が「主遣い(おもづかい)」。

自らの右手で人形の左手を扱うのが「左遣い(ひだりづかい)」、

屈んだ姿勢で人形の足を扱うのが「足遣い(あしづかい)」です。

三人の人形遣いは、無言のサインで呼吸を合わせながら、生きている人のように人形を動かします。

人形遣いは、まず足遣いから始めて、次いで左遣い、そして主遣いへと進みますが、

「足十年、左十年」といわれるような、長い修練を必要とします。

ユネスコ無形文化遺産 文楽への誘い

http://www2.ntj.jac.go.jp/unesco/bunraku/jp/performer/performer3.html#b

 

 

人形遣いの衣裳

人形遣いは、鑑賞の妨げにならないよう、

「黒衣(くろご)」という忍者のような黒い衣裳を身に着け、顔も隠します。

黒は見えない色という、日本の伝統芸能における約束事によるものです。

ただ、「出遣い(でづかい)」といって、

主遣い(おもづかい)が顔を出し、紋付・袴などを着て人形を扱う場合も多くなっています。

三人の人形遣いが人形の後ろで身を寄せ合うため、

主遣いは高さが20cmから50cmほどもある「舞台下駄(ぶたいげた)」を履くことで、

人形を高い位置で支え、足遣いが動きやすいようにします。

 ユネスコ無形文化遺産 文楽への誘い

http://www2.ntj.jac.go.jp/unesco/bunraku/jp/performer/performer3.html#b 

 

人形をこしらえる

衣裳を着せながら役柄の心に入っていきます。

(かしら:頭部)や衣裳などに分けて補修・保管されていた人形に、

新たに衣裳を着せて舞台で遣う準備をすることを

「人形拵え(こしらえ)と呼びます。

公演のたびに行うその準備は、首や右手を受け持つ最上位の人形遣いである主遣い(おもづかい)の役割です。

人形の胴部は空洞ですが、そこに衣裳を着せていくことで、主遣いは役柄の心に入っていくのです。

ユネスコ無形文化遺産 文楽への誘い

http://www2.ntj.jac.go.jp/unesco/bunraku/jp/doll/doll3.html

 

文楽の頭

 大きく分けて3種類、男役(立ち役)・女役・特殊

となっています。

 

24日放送の才蔵の頭は、多分この男役「又平」と思われます。

素朴で律儀な三枚目の脇役で、眉や口を大きく動かします。
時代物:『傾城反魂香(けいせいはんごんこう)』又平(またへい)など。

世話物:『近頃河原の達引(ちかごろかわらのたてひき)』猿回し与次郎(さるまわしよじろう)など

åå¹³

 ユネスコ無形文化遺産 文楽への誘い

http://www2.ntj.jac.go.jp/unesco/bunraku/jp/doll/head1.html

 

 25日放送の、お姫様  → 鬼「ガブ」と呼ばれる、特殊な変化する頭です。

妖怪変化や怨霊の役柄に使われる首。

ふだんは美女の顔ですが、

目がくるりと回って金色になり、口が耳まで裂けて牙をむき出したり、金色の角を出したりする仕掛けがあります。

『薫樹累物語(めいぼくかさねものがたり)』の怨霊・累(かさね)

『増補大江山(ぞうほおおえやま)』の悪鬼などに用いられます。

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ユネスコ無形文化遺産 文楽への誘い

http://www2.ntj.jac.go.jp/unesco/bunraku/jp/doll/head3.html

 

文楽人形の仕組み

駆け足になりますが、お許しを。

 首のしくみ

http://www2.ntj.jac.go.jp/unesco/bunraku/jp/doll/doll1.html

動かすしかけ

http://www2.ntj.jac.go.jp/unesco/bunraku/jp/doll/doll2.html

 

 

お手を拝借 25日(火)

 

にっぽん!!!

 

文楽の太夫 竹本織太夫さんが音頭を取ります。

 

一丁締め

「一本締め」と区別するために「関東一本締め」とも呼ばれます。

 

一丁締め/関東一本締め

  「お手を拝借」
  「ィヨーオッ」
  全員で手を叩く:パンッ

 

一本締めを簡略化したものです。

 

「一本締め」

  「お手を拝借」
  「ィヨーオッ」
  全員で手拍子:

  シャシャシャン

  シャシャシャン 

  シャシャシャンシャン

  (3-3-7)

 

手締めとは

手締め(てじめ)とは日本の風習の一つで、物事が無事に終わったことを祝って、

その関係者が掛け声とともにリズムを合わせて打つ手拍子である。

手打ちともいう。

祭りや冠婚葬祭などの式典、商談や株主総会などの終わりに行われる。

手締めの主旨は、行事を取り仕切った者が行事が無事に終了したことを協力者に感謝することである。

手締め - Wikipedia

より抜粋編集

 

出演者を代表して、

竹本織太夫さんが「にっぽんづくし」の終了を告げるとともに、

出演者と視聴者への感謝をあらわしています。

 

いゃ~、よかった よかった

「にっぽんづくし」

豪華出演者で、眼福でした。

 

May this small seed sprout in your field.
See you.