これでおわりに、と思ったチマサンチュですが、もう少し頑張れそうです。
かろうじて生き残った苗を、栽培容器に植えることにしました。
今回は、ペットボトル(500ml)の栽培容器の自作方法を書きます。
ポイントは、アルミホイルを使って、完全に遮光することです。
養液は栄養たっぷり、そこへ光が少しでも入ると、あっという間に藻の巣窟に。
根の成長を妨げられてしまいます。
用意するもの
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ペットボトル(500ml)
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はんだごて(ダイソー製・500円)
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物差し
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はさみ
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油性ペン
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アルミホイル
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アルミ製食器棚シート
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爪楊枝
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両面テープ
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マスキングテープ
作り方
① ペットボトルに油性ペンで印付けをする
底から12.5㎝のところで切断します。
切断面から3.5㎝下がったところに、空気穴をあけます。
↓ 印の下側が切断面、上が空気穴の位置です。
② 下側の印に沿って、はんだごてを使い、切断する
(切断面は、はんだごての先でなでるようにして、滑らかに仕上げます)
上側の印を目印に、長さ1.5㎝くらいの切込みを四面に入れます。
(少しでも空気を循環させるための穴です)
③ 飲み口側に、給水布を通す穴をあける
切断面から4.5㎝下がったところに、長さ1㎝くらいの穴をあけます。
④ 飲み口を逆さまにしてボトルに差し込み、 飲み口の高さに印をつける
養液を入れるときの目安になります。
この印より下になるように、養液をいれます。
⑤遮光のためのアルミホイルを巻き付ける
飲み口側は、切り口にアルミ箔を少し折り返し、
飲み口はぎりぎりで切ってギュッと絞ります。
ボトル側は、巻き付けるアルミ箔の端を少し折り返し、両面テープを張ります。
上端は少し折り返し、底側はぎりぎりに切ります。
右の写真は、アルミ箔を巻き付けたボトル側を上から見たところ。
上の印が空気穴、下が養液のラインです。
⑥飲み口側の給水布用穴と、ボトル側の空気穴をアルミ箔の上から開ける
アルミ箔を指でしっかり押し付けると、穴の位置がわかります。
それぞれ、爪楊枝でアルミ箔に穴をあけます。
⑦飲み口をしっかり差し込み、食器棚用アルミシートを巻き付ける。
シートはポリエチレンシートにアルミを蒸着させたタイプのもの。
(100均で調達)
このシートの役割は、容器をしっかり固定する事と、養液の温度をある程度一定に保つこと。
これだけでは完全に遮光できないので、⑤の要領でアルミホイルを容器にまきつけるわけです。
上下の容器をセットした状態でシートを巻き、カットします。
容器の状態を確認するために剥がすことがあるので、マスキングテープで端を留めます。
これで、容器が出来上がりました。
次回は、苗のセットについてUPします。
May this small seed sprout in your field.
See you.