2020 年12月出版 著者=べっっこうあめアマミ
通常価格¥499 ☆4、6 16個のレビュー kindle版のみ
引き続き特別支援学校の情報を求めて、同じ著書の本を読む。
これもKindle Unlimitedで読んだ。
目次 (本書より引用)
はじめに
対談のいきさつ
ともさんとアマミのプロフィール
第一章 特別支援学校に入る前のこと
3歳 託児所の園長先生の勧めで療育施設に
トンデモ精神科医に遭遇!魔の3歳児検診
就学相談 教育委員会のトンデモ担当者
就学相談 上司登場
第二章 小学部時代のこと
特別支援学校の授業ってどんなことをやるの?
特別支援学校小学部一年生で、昼のオムツが外れる
意思を伝える手段「マカトン法」と特別支援学校のトイトレ
公文で培われたものは大きかった
最重度知的障害でも漢字まで書ける、ともさんの息子さん
小6、恐怖の「突然出ていっちゃった」事件
ともさんと息子さんと最強の鍵
コラム:特別支援学校に行ったら地域との関わりってどうしてた?
第三章 中学部・高等部時代のこと
特別支援教育の変革期「養護学校」から「特別支援学校」へ
特別支援学校ならでは?作業学習という時間
特別支援学校ではどんなふうに「勉強」するんだろう?
特別支援学校の高等部に入るとき
高等部の特別支援学校、どんな授業をしているの?
小学部からの積み上げの結果!排便の成功とトイトレの卒業
特別支援学校12年間、良い先生もとんでもない先生もいた
第四章 就職とこれからのこと
特別支援学校を卒業した子の就職事情について
作業所ってどんな所?A型?B型?生活介護型?
お仕事大好き息子さんのいきいき作業所ライフ
つらい経験、辞めることになった作業所の話
作業所の定年と親亡き後
コラム:就労施設あれこれ
第五章 後輩障害児ママに伝えたい、トンデモ人間に出会った時の対処法
この本から得られた情報
・支援学校の教育目的は「身辺自立」
勉強よりも身辺自立に重点を置くなら支援学校
日常生活に必要な事を実践的に教えてくれる
トイレトレーニングも
・何か習い事に通わせる時は、トップの人間性や対応力をみる
・教室側が歓迎している雰囲気がないと親子とも負担
・支援学校に進んでも、地域との関わりを持つ方法は多い
・中学部になると、「作業学習」でものづくりの体験
・高等部入学には、義務教育ではないので受験がある
一応かたちだけ
・高等部の作業学習は、就職を見据えた内容になる
・就労させたいなら、普通高校より特別支援学校の方がノウハウあり
・支援学校でないと、作業所の見学もままならない
・卒業後は、作業所に就労する子がほとんど
・障害者雇用枠で一般企業に就職する場合
就労希望先で現場実習など、就職活動を行う
就労実績は、あまりない
・作業所に通う場合
就労移行支援(2年+1年延長)
就労継続支援A型
就労継続支援B型
生活介護
・作業所には定年があるところもある。
・親は、自分が見れなくなった後の居場所も考える必要がある
・精神科医、教育医委員会、教師にもトンデモ人間はいる。
・その手の人間に対処する方法
パパに同席してもらう
(ママだけだと舐められる)
誰でもいいので「信頼できる人」に相談して外堀から埋める
トラブルが起きた時、集団の力は強い
ーママ友コミュニティには入った方が心強い
わたしの感想
うーん、やっぱり支援級の方が良いのかな?と心が決まらない。
療育園の先生とよく相談してみよう。
でも、中学部からは支援学校の方が良いか、とも思う。
将来の就労を考えると、「作業学習」は大事だと思うから。
中学校の支援学級はどんな感じなのか、できるだけ情報を集めてみたい。
ママとバァバの希望としては、
できれば高等特別支援学校に入学させ、障害者枠での一般就労を目指したいと思っている。
ボンちゃんが支援学校の高等部程度の学力到達度の場合は、入学後、就労支援A型作業所を目指したい。
おすすめ度 ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
良書である。
中学部・高等部についても情報があり、卒業後の就労場所、親亡き後についての考え方、まで書いてある。
小学校の就学について考えられている方には早すぎる内容、と思われるかもしれないが、決してそんなことはない。
我が家の場合、どんな就労先を目指すのか、将来どんなふうに生活してほしいのか、
そこから逆算して考えているので、有益な情報が得られたと思う。
今後の情報収集の指針にもなった。
ぜひ、一読をお勧めしたい。
今日の種 
・特別支援学校の中学部以降は、就労を見据えた「作業学習」が始まります。
・特別支援学校の高等部と高等特別支援学校は、名称はよく似ていますが、全く別物です。
May this small seed sproud in your field.
See you.