先だって、このような記事を拝読したので、ママが高校生の時に行った作文の特訓について思い出した。
ママの作文
上記のブログでは「要約」の指導について書かれている。
バァバが行なったのは、それ以前の「作文」の指導だ。
ママの夏休みの宿題に「作文」がでた。
お題は何だったか覚えていない。
出来上がった代物をみて、バァバは衝撃を受ける。
ー アカンゎ
文章を書くという訓練が不足している場合、たいていは日本語がおかしいことになる。主述不一致、句読点の切り方がおかしい、助詞の使い方が違う、指示先の分からない指示語の多用、etc…。
要約指導の入口 - あいぴーblog
日本語としてまるでおかしいのだ。
あいぴーさん(? 違っていたらごめんなさい)が書かれているように、文章を書くという 訓練が不足 しているとしか考えられなかった。
特訓
ママの中学生時代は、体調不良(今から考えると二時障害が身体に出ていた)・イジメとの闘いに明け暮れ、勉強は二の次三の次。
家庭教師をお願いし、何とか私立高校に入学。
将来を見据え、やっと「勉強」にもバァバの目が向き始める。
その矢先の衝撃。
ー アカン、この子日本語書かれへん
要約指導の肝は、誰が何を言おうとも、「自力での限界」があるという点だ。適切な例を作って適切に添削指導をできる指導者を見つけたいものである。
要約指導の入口 - あいぴーblog
そう、文章の指導は「自力では限界」があり、「適切な添削指導者」が必要なのだ。
バァバが「適切な」指導者であるのかどうかはさておき、特訓が始まる。
①まず、Wordでママが自分なりの文章を打つ。(ママのタイピングは結構速かった)
②その後、バァバがつきっきりで、付け足しや切り貼りの指示をして手直しさせる。
③それをママが手書きで清書。
繰り返すうち、手書きで書き始めても、ママは何とか様になる文章が書けるようになってきた。
読書感想文では、学内で賞をいただいたこともある。
レポート書きも苦にならなくなったようだ。
この方法の楽なところは、筆記具での書いたり消したりが無いので、文章の手直しが楽で、しかも納得ゆくまで何度でもできる点にある。
また、「習うより慣れろ」と言われるが、これだと両者のバランスが取りやすく、身につくのが速いのではないか。
キーワードや短文から文章を膨らませやすいので、「書く」ことへの心理的ハードルが低くなる事も利点だ。
ー バァバはねぇ、
小学生の頃から作文は最低五回くらい、自分で朱を入れてました。
その度に一から書き直すので、そりゃ大変でしたよ。
お陰で、採用試験なんかの字数制限がある作文でも、
最終行ぴったりに一発書きできるようになりました。
(内容はさておき)
バァバの場合、「習う」指導者がいなかったので、「慣れる」しかなく、とんでもなく労力がかかる方法で文章作法を身につけたというわけだ。
それでこの程度だから、良い指導者につくというい事がいかに大切であるか、分かっていただけるのではないか。
きょうの種 
・日本語として正確な文章が書けるようになるためには、習うことも慣れることも、両方バランスよく必要です。
・習うためには、良い指導者に就くことが効率的です。
・ここで紹介したやり方は、PC・タブレット等で、
タイピング入力ができるスキルが必要です。
・タイピングスピードが速いことは、一生の財産になります。
May this small seed sproud in your field.
See you.