昨日の今日でいきなりだが、私は抜毛症だ。
今日はその話。
(エグい表現もあると思うので、苦手な方、ここからはシャットダウンお願いします)
髪を抜く
自分で髪の毛を抜いてしまう。
この症状との付き合いは長い。
「症状」と自覚する以前、中学生くらいからだったと思う。
勉強しながら、髪の毛を抜いていく。
私の髪は、量が多く硬くて太い。
指を髪に差し入れ、太くてゴワゴワした髪を選んでいく。
あった… これにしよう。
引き抜く。
一瞬の微かな痛みが心地よい。
抜いた髪を机に置く。
毛根の具合を観察後、爪で引っ掛けて分離。
これはうねってる、
これはもっとうねってる、
太い、
あ、ちょっと細かった………
気付けば、髪の毛の山が机上に。
病的だろう、と感じ始めたのは三十歳を過ぎた頃。
当時、夫・子供・義両親に悩み、
家計のやりくりにも追い詰められている専業主婦。
下の子の出産後眠れなくなり、とうとう精神科に駆け込んだ。
それから抗うつ薬との付き合いが始まる。
洗面所の鏡に向かって髪の毛を抜く。
やめられない。
気づくと、私の頭頂は地肌が見えそうになっていた。
これは… 病気だ。
医師にも話せなかった。
髪の毛に手が行きそうになると、かわいそうな頭頂部をイメージして必死でこらえた。
抜毛症
PCとの付き合いが始まり、「検索」という便利なものを手にしたので、自分の症状が「抜毛症」と呼ばれることを知った。
思春期の女子に多く、成人にも発症する。
原因は、ストレスとも脳の神経回路のショートともいわれる。
強迫スペクトラム症の一種。
自傷行為・摂食障害などが併記されている。
そうか、一種の自傷行為だったか。
以前書いたように、私はうつ病で精神障害福祉手帳を所持し、NLD(非言語性学習障害)だ。
ー NLDは最近使わない用語らしいので、また機会を改めて書いてみたい。
まぁ、こんなハッキリした身体症状、何の不思議があるでもなく。
沼にはまる
長年、克己心 only で耐えてきたのだが、ひょんな事からある解決法を見つけたのが、一年ほど前。
それは ー YouTubeで「鼻の角栓抜き」の動画を見る事。
これが、見事にはまる。
もう、毎日のように何時間も見続けて、沼。
角栓抜きから「黒ニキビ潰し」にグレードupし、気づけば動画を見ながら寝落ちする始末。
ゲーム依存ならぬ「黒ニキビ」依存。
主治医に話すと、「へ〜ぇっ!!」と驚かれた。
抜毛症にではなく、そんなジャンルの動画が存在することに。
「いや、PV数かなりなんで、需要があるという事なんだと思います」
「それで髪抜くのを抑えられるんなら、 まぁ それもありでしょう」
と、主治医のお墨付きで、心おきなく沼にハマり続けてきた。
これはこれで「依存」なので、色々と不都合が出てくる。
ドライアイ、運動不足、億劫な家事が増える etc,
特に運動不足のツケは大きく、とうとう内科のかかりつけ医に
「脂肪肝、ほぼ糖尿」
と言われてしまった。
「やせてください」
で、一週間前からゆる糖質制限ダイエット を開始。
今のところは、続いている。
体重は計っていないが。
生還を目指して ーダイエット宣言
抜毛症がなんとかなった、と思ったら
次はダイエット か 〜
作戦を立てねば、ロコモコならぬロコモティブシンドローム一直線である。
そもそも私は、ピンピンコロリ、70歳でオサラバしたかった。
浅はかにも、ボケたもん勝ちとも考えていた。
しかしながら、ボンちゃんという存在を守る義務が生じたので、最低あと15年、年寄りぶるわけにはいかなくなってしまったのだ。
そして、汗をかく事が嫌い。
介護職に携わっていた時には、仕事ゆえにそんな事は言ってはいられなかったが、退職した今は易きに流れる。
こんな私に、大鉄槌が下された訳だ。
ゆる糖質ダイエットで摂取カロリーをdownし、なんかでもって代謝up。
王道ダイエットだが、問題は何をもって代謝改善をはかるか、である。
取り敢えず、ガチガチの身体をほぐすべく、ストレッチと真面目なラジオ体操に取り組む事にする。
モチベを維持する為、Twitterでも使ってみようか。
レコーディングダイエット 。
21日ルール?
上記サイトによると、飲食の習慣に比べ,運動の習慣 を定着させるのはかなり大変で、2〜3ヶ月はかかるらしい。
あーあーあー
意思薄弱で、 運動嫌いで、広範性発達障害の私には、かなり厳しい道のりである。
まさに、The Long And Winding Load.
In My Life で、大切なボンちゃんの為、やるしかないなぁ
ー Beatlesの楽曲のうち、上記の2曲が甲乙つけがたい私の推しだ。
きょうの種 
・抜毛症は、強迫性スペクトラム症の一つです。
・ダイエット宣言します。
・習慣の定着、特に運動の習慣化には時間がかかります。
May this small seed sproud in your field.
See you.