nanaとボンちゃんとお花

孫のボンちゃんはMR +ASD傾向、バァバはASD+うつ病、ママはADHD+双極性Ⅱ型.冬季うつ、の発達凸凹家族です

湊かなえ「高校入試」を読む

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最近、自分の睡眠時間の管理・孫育て・仕事 + ブログ執筆のバランスがうまくいかなくて、迷走中です。

購読中のブログ・ツイッターを読むことで手一杯。

読書からも遠ざかっていました。

これ、ダメじゃない?と、自分へツッコミ。

 

前から読みたかった本を思い切って購入、

昨日一気に読み上げました。

2012年にドラマ化されているようですが、私はみていません。

脳内イメージは、自分で構築。

 

 

湊かなえ「高校入試」

県下有数の公立進学校・橘第一高校の入試前日。新任教師・春山杏子は教室の黒板に「入試をぶっつぶす! 」と書かれた貼り紙を見つける。迎えた入試当日。試験内容がネット掲示板に次々と実況中継されていく。遅れる学校側の対応、保護者からの糾弾、受験生たちの疑心。杏子たち教員が事件解明のため奔走するが……。誰が嘘をついているのか? 入試にかかわる全員が容疑者?

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本が・・・読めなくなっている?

小説を読むのは久しぶり、

ブログを始めてから、初かも。

 

筋についていけない!

 

「高校入試」は、ネット掲示板への書き込み・時刻 + 登場人物それぞれ一人称でのモノローグ 、

のスタイルで書かれています。

 

登場人物が多いし、それぞれの視点からの各人物像なので、

イメージの把握に手間取りました。

 

私は読む速度はかなり速い方でしたが、そのスピードにイメージが追い付かない。

 

いや、これは記憶力の問題か?

最近、とみに衰えている記憶力。

老化???

 

焦りました。

以前のように小説を多読すれば、解決できる問題だろうか・・・

 

 

読了後の感想

田舎のトップ公立校に入学することが何よりのステータス。

その後の大学のランク・人生の軌跡よりも、まずは高校名ありき。

 

私の生地でも、そんな感じでした。

小説の背景にあるものは、実感としてつかむことができます。

 

でも、【現代】の【都会】の読者には伝わるか?

著者はそれを伝えるのに、多くの労力を割いているように思います。

いっそ、都会の有名進学校を舞台にすると、どうなる?

最後の種明かしも、それほど感銘を受けませんでした。

 

著者が伝えたかったこと

・人生は仕切り直しができる

・一つの価値観に縛られ振り回されるのは、愚かもの

と私は受け取りました。

 

どうでしょう、

こんな読後感で、この小説を読んでみたいとおもわれますか?

 

 

きょうの種f:id:nana-plant51:20180724132028j:plain

・読書は、脳内イメージ構築の訓練

・インプットしないと、自分が枯れていく

 

May this small seed sprout in your field.
See you.