最近、自分の睡眠時間の管理・孫育て・仕事 + ブログ執筆のバランスがうまくいかなくて、迷走中です。
購読中のブログ・ツイッターを読むことで手一杯。
読書からも遠ざかっていました。
これ、ダメじゃない?と、自分へツッコミ。
前から読みたかった本を思い切って購入、
昨日一気に読み上げました。
2012年にドラマ化されているようですが、私はみていません。
脳内イメージは、自分で構築。
湊かなえ「高校入試」
県下有数の公立進学校・橘第一高校の入試前日。新任教師・春山杏子は教室の黒板に「入試をぶっつぶす! 」と書かれた貼り紙を見つける。迎えた入試当日。試験内容がネット掲示板に次々と実況中継されていく。遅れる学校側の対応、保護者からの糾弾、受験生たちの疑心。杏子たち教員が事件解明のため奔走するが……。誰が嘘をついているのか? 入試にかかわる全員が容疑者?
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本が・・・読めなくなっている?
小説を読むのは久しぶり、
ブログを始めてから、初かも。
筋についていけない!
「高校入試」は、ネット掲示板への書き込み・時刻 + 登場人物それぞれ一人称でのモノローグ 、
のスタイルで書かれています。
登場人物が多いし、それぞれの視点からの各人物像なので、
イメージの把握に手間取りました。
私は読む速度はかなり速い方でしたが、そのスピードにイメージが追い付かない。
いや、これは記憶力の問題か?
最近、とみに衰えている記憶力。
老化???
焦りました。
以前のように小説を多読すれば、解決できる問題だろうか・・・
読了後の感想
田舎のトップ公立校に入学することが何よりのステータス。
その後の大学のランク・人生の軌跡よりも、まずは高校名ありき。
私の生地でも、そんな感じでした。
小説の背景にあるものは、実感としてつかむことができます。
でも、【現代】の【都会】の読者には伝わるか?
著者はそれを伝えるのに、多くの労力を割いているように思います。
いっそ、都会の有名進学校を舞台にすると、どうなる?
最後の種明かしも、それほど感銘を受けませんでした。
著者が伝えたかったこと
・人生は仕切り直しができる
・一つの価値観に縛られ振り回されるのは、愚かもの
と私は受け取りました。
どうでしょう、
こんな読後感で、この小説を読んでみたいとおもわれますか?
きょうの種
・読書は、脳内イメージ構築の訓練
・インプットしないと、自分が枯れていく
May this small seed sprout in your field.
See you.