なかなか腰が上がらなかったのだけれど、
ボンちゃんの生育歴を書く。
ここまで遅れたのは、やはリ私の気持ちが整理できていなかったのだと思う。
出産後
満期産で正常分娩、2780グラム。
パパとママは色々あって、出産前より別居。
バァバとママの二人三脚開始。
1ヶ月目 ママの記録より
泣くと、子泣き爺の顔。
眼力が強い、眼がキレイとみんなに言われる。
よく飲み、よく出し、よく寝る子。 親孝行。
聡明そうな子とも言ってもらえた。
乳児湿疹、オムツかぶれあり。
ナチュラルサイエンスのクリームで湿疹は落ち着く。
オムツかぶれは、ワセリンでなんとか大丈夫。
スリングに入れるとよく寝る。
1ヶ月経つと、オカメインコそっくりになった。
ー 母乳がよく出たので助かる。
2歳の卒乳まで、ずっと添い寝添い乳。
オカメインコ って・・・
4ヶ月検診
心雑音・貧血で引っかかる。
心房中隔に少し穴があるが、自然に塞がりそうとの診断。
貧血はその後半年、鉄剤を服用。
心臓の穴は、8ヶ月時には塞がるが、機能性雑音として残る。
首すわり、寝返り、対人関係等、母子手帳のチェック事項は全てクリア。
よく笑い、よく喋り(喃語)、よく食べる。
寝かしつけはバァバ。
抱っこして、多ジャンルの歌を気のむくまま大熱唱。
(その後の、リズム感・音感の良さはこのおかげ、と自画自賛)
この後、オカメインコからカワウソに進化する。
1歳〜
母子手帳のチェック、全てクリア。
1歳6ヶ月で、ママとバァバの主治医の勧めにより保育園入園。
ママもバァバも精神福祉手帳を持っているので、入園審査は10点満点で即通過。
自宅から徒歩五分の保育園に入ることができた。
ー これは本当にラッキーだった。
ママとバァバの豆腐メンタルでは、「近い」ことは最重要。
送り迎えが楽で、助かる。
園の先生方、特に園長先生にはとてもよくして頂き、「あたり」の保育園だった。
預ける時のギャン泣きは、半年続いた。
ー その後、この点は要チェックだった、と振り返る。
3歳検診
母子手帳のチェックは全てクリア。
ただ、言葉の遅れがあるのでは?と感じていた。
心理士さんとの、一対一のテストでやはり引っかかる。
積み木などの操作や、問いかけに対する答えが言葉で表せない、
などがチェックされたよう。
保育園の生活では特に問題はなかったので、1年ほど様子を見ることになる。
4歳〜
保健所の心理士さんとの検査で、
「ワーキングメモリが小さいようですね」とやはり遅れを指摘され、
専門病院での検査を勧められる。
ママとバァバの通うクリニックは小児外来もあったので、そこで受診。
MR(知的発達遅滞)+ 自閉スペクトラム特性あり との診断がおりる。
ママもバァバも発達障害なので、なんらかの傾向が出ることは予測していたが、
MR とは意外だった。
この時点では一歳程度の遅れだが、今後、もっと差が開くとの予想。
バァバは、予想が半分当たった、と思っただけだけれど、
ママはショックを受ける。
「発達障害だけだと思ってたのに…… 」
日常生活では、保育園の先生もあまり問題を感じておられなかったので、
やはりびっくりされた。
「すぐ加配の先生を付けましょう」といわれ、迅速に対応していただく。
児童発達支援事業所での療育も開始。
保育園でも、療育先でも、ボンちゃん絶好調。
楽しい毎日を送る。
5歳半〜
現在の住まいに引っ越す。
保育園での加配をお願いするが、
「今年度の加配の申し込みは終了しています」
どうせいっちゅうねん!!!
加配がないと無理無理無理!!!
そこで、現在の療育園を紹介される。
結果的には、これでよかったと本当におもう。
広い園庭でやりたい放題、
若い男性職員が二人も配置されているので、とてもダイナミックに遊んで頂ける。
ボンちゃんが、あんなにドリブルやシュートが上手いとは思わなかった。
ストライダー(ペダル無し自転車)もすぐ乗れるようになった。
ー 運動神経はそこそこいけてる。
毎日「楽しかった!! お腹すいた」と帰ってくる。
園バスの降車時には、「今日も元気でした〜」と言っていただく。
週一回、児童発達支援事業所を利用している。
色々アクティビティを工夫してくださり、ありがたい限り。
きょうの種 
・発達障害は、やはり遺伝する傾向があると思います。
・検診等で引っかかることがあれば、「様子を見る」のではなく速やかな受診をお勧めします。
・療育に使える手段は、すべて使い尽くしましょう。
・我が家のように、あらかじめ何らかの障害があってもおかしくないと覚悟していても、子どもの障害を受け入れることは、やはり時間がかかります。
May this small seed sproud in your field.
See you.