最近購入したメガネストラップ。
古い着物生地を使ったリメイク品。
汚れやすい首の後ろに黒を配色した柄取り。
惚れこんでしまって、2点の追加注文。
素材が柔らかく軽いので、ストラップをつけたままメガネケースに入れてもレンズが傷つかないし、顔廻りもじゃまにならず快適。
前に使用していたのストラップも古い着物生地で作ったものだったが、10年使ってついに壊れてしまった。
今回、minneで同じような商品を見つけることができ、お値段も良心的で本当にラッキー。
出品者のお母様が丁寧に手作りされているそう。
どうやったら、こんな細い芯に生地をくけることができるのだろう。
丁寧な手業に感嘆してしまう。
他にも色々な作品を出品されているので、興味を持たれた方は、こちらからどうぞ。
このメガネストラップを付けた老眼鏡をかけて、この記事を書いている。
オリンピック・エスコートボランティアの衣装
www.fashionsnap.comテレビ観戦の時間が限られ、未だ実際に着用されている姿は拝見できてないのだが、賛否両論のよう。
酷暑の時期でもあり、涼しげではあるが...........
もう少し着物テイストが入っても良かったのではないか、というのが個人的な感想。
正装ではないが、浴衣じゃダメだったの?
1964年東京オリンピックの着物
前記事でご紹介した高倉氏がKIMONOプロジェクトを思い立ったのが、前回東京オリンピックの映像を見た時だそう。
ー 彼女たちの晴れ着が、 50年後のいま見てもいいデザインだと感じる良い着物だったので調べたところ、それは本人たちの手持ちの着物だということに感心した。
ー 1964年東京オリンピックの陸上競技では、大会を盛り上げようと大会関係者の妻や娘たち、元選手などおよそ20名の女性たちが表彰補助員に選ばれ、その優雅な振袖姿はミス・メダルと呼ばれた。
簡単に「手持ちの振袖」というが、この時代振袖を用意できたのは、恵まれた階層の人たちだ。
当時、成人式の着物は「訪問着」が主流で、「振袖」が用意できるのはごく一部の人たちだった覚えが、子供心にも残っている。
表彰式の写真を見ると、Ms.メダルがまとう振袖の袖丈は今で言うところの「中振袖」、帯結びもオーソドックスな「ふくら雀」のようだ。
池江璃花子選手の成人式
専門家も絶賛の上品な本振袖。
刺繍半襟に重ねの伊達襟、帯締めは華結び。
近年は小物使いも華やかで、帯結びも様々な変わり結びが主流。
池江璃花子選手が急性白血病で入院したのが2019年2月、退院は同年12月。
成人式は、2021年1月に迎えている。
その池江選手がオリンピックに帰ってきた!
本当によかった。
出場した400mリレーは惜しくも予選敗退となったが、その清洌な姿は素晴らしかった。
伊調馨選手の国民栄誉賞授賞式
アテネ・北京・ロンドン・リオデジャネイロの四連覇により、2016年国民栄誉賞を受賞。
その時の御召し物が、二十歳では着こなせない大人っぽい雰囲気の素晴らしい本振袖。
銀通しの生地に紫の染め分け、柄は枝垂れ桜。
帯締めと帯揚げ、末広省略が惜しい。
帯締めを平組にして、格を上げたいところ。
帯揚げの色合わせと結び方、ちょっとこの振袖に負けている。
また、第一礼装着用が相応しい場面なので、末広を省略されたのはちょっと……
誰が suggestしたの?
着物お直しおばさんの戯言、お許しの程。
複賞には、西陣織の六通本袋帯が贈られた。
「光吉装花文」という金色の正倉院模様、龍村美術織物製ではないかと言われている。
今回のオリンピックは残念ながら代表入りを逃したが、今後一層のご活躍をお祈りする。
See you.