昨日の地震、怖かったです。
お亡くなりになられた方々に、心よりお悔やみ申し上げます。
被災された方々、余震が続く中、家屋の片付けや修理と大変な思いをされていらっしゃることでしょう。
どうか、平穏な日々が一日でも早く訪れるよう、お祈り申し上げます。
セラミスグラニューに植える
水耕栽培の培地に一番よくつかわれているのが、ハイドロボール(レカトン)でしょうか。
安価で100均でも手に入り、手軽に始められます。
でも、日当たりを好む植物では、うまくいきませんでした。
我が家では、ワイヤープランツ・ピレアグラウカグレイシー・フィカスプミラです。
ガラス容器にハイドロボールで植え付け、日当たりの良いところに置くと ―
すぐに藻が生え、容器の底の水がお湯になってしまい、根腐れします。
色々検索した結果、セラミスグラニューを選択することにしました。
少々お値段は張りますが、洗って消毒すれば、何度でも使いまわせます。
セラミスグラニューとはドイツの山地ヴェスターヴェルト産の粘土を原料とした多孔質の粒状土です。室内用に改良された人工用土でレンガを砕いたかのようなオレンジ色の細かい粒が特徴です。
セラミスのメリット
【優れた保水性】
水を与えるとその水を100%吸収し保水するので植物が必要な水分量をそこから吸収することが出来ます。
【室内栽培に適した清潔な用土】
室内用に改良された無菌・無臭の人工用土なので清潔感があります。
【通気性・水はけのよさ】
多孔質な粒状土なので通気性があり、水はけも良いので根が呼吸しやすい状態を保てます。
Amazonさんで、簡易包装のお安いものを購入しました。
でも、最初は大失敗。
穴なしの容器で植えたのですが、水やりの調節が難しい。
結局はハイドロボールと大差なく、あえなく枯らしてしまうことに。
そこで、自己流で穴あき容器を作成することにしました。
穴あき容器自作の道具と材料
どうしても必要なのが、はんだごて。
ダイソーの500円商品です。
もっとちゃんとしたものもありますが、はんだ付けをするわけではないので、これで十分でした。
なんでもよいのですが、根っこの様子がよくわかるので、私はすべて透明の容器を使用しています。
今回も100均で調達した、ストロー付きのカップを細工します。
穴あけ
はんだごてをしっかり熱します。
私は、厚めの段ボールの上にはんだごてを置いて作業します。
床材を溶かしたり、火傷しないよう、十分注意が必要です。
まず、底面に丸く穴をあけます。
もう少し、排水性をよくするため、さらに十字の切込みを入れます。
通気性をよくするため、側面にブスブスと穴をあけていきます。
吊るしたい場合は、カップ上部のふちに、紐通し用の穴を2つ開けます。
バリ(細かい不要なでっぱり)がどうしても出るので、カッターで手を傷つけないよう注意しながら、削り取ります。
以上で、穴あけは終了です。
セラミスを入れる
底穴から用土が漏れないよう、鉢底ネットを丸く切ってはめ込みます。
(これも100均で調達)
水はけと通気性を確保するため、鉢底石を1~2センチくらい入れます。
※鉢底石をいれたほうがよいかどうか、ただ今検証中です。
考察の結果がでれば、また up します。
いよいよセラミスグラニューを投入。
根っことよくなじむよう、時々カップをトントンしながら、植えていきます。
出来上がり
これで出来上がりです。
鉢底石の間にセラミスが多少入りますが、問題なし。
水やりは、底から流れ出るくらい、しっかりと。
少し傾けたりして水切りすると、横の穴からも余分な水が出てきます。
水切り後は、どこに吊るしても大丈夫。
容器の大きさや植物ごとの吸水量にもよりますが、大体2週間は水やり不要です。
下の写真は、キッチンの流しの上に吊るされ、水切り中のポトスです。
この後、リビングにおきました。
May this small seed sprout in your field.
See you.