我が家では、「植物栽培は室内で」という制約があります。
マンション暮らし、バルコニーの外壁は通気の悪い設計、大型エアコン室外機が2台設置、という栽培環境・・・
できるだけ清潔な栽培方法を考えた結果、水耕栽培(ハイドロカルチャー)を選択、という訳です。
「土植え」という選択
が、何事にも例外はつきもので、土+素焼き鉢、という子たちも加わることになりました。
乾燥した環境が第一、の場合です。
結果、レモンマートル、オレガノ、ユーカリグニー、ローズマリーが土植えとなりました。
できるだけ清潔に ー コバエ・カビ等の対策
培養土には、「アイリスオーヤマ ゴールデン粒状培養土」を使用しています。
- 原材料 ― 粒土、バーミキュライト、パーライト、軽石
- 約200度で加熱殺菌したペレット状の粒土で、虫や雑草の心配がない
鉢は素焼き鉢にしました、
メリット
素焼き鉢のメリットは、通気性、吸水性、排水性に優れているということ。そのため、土が早く乾燥して、根腐れがしにくくなっています。また、鉢の壁面からも水分が蒸発するので、気化熱が奪われて土の温度の上昇を抑えることができます。
デメリット
素焼き鉢はプラスチックの鉢に比べると重く、強度が弱いことがデメリットとなっています。また、通気性、吸水性、排水性に優れているということは、水が蒸発しやすいということです。そのため、土が乾きやすく、湿り気を好む植物にとっては水分が足りなくなってしまう可能性があります。
コバエ対策
- キノコバエ類は土の表面3センチくらいの深さに卵を産む。繁殖を防ぐため、表面を無機質の用土で覆う。(赤玉土を使用しました)
- 化成肥料を使用する
- 土の表面が乾燥している時間を長くする
- 土の通気性をよくする
やっぱり・・・ハダニ発生
コバエ対策は功を奏しましたが、やはり恐れていた事態に。
「ハダニ」発生です。
乾燥を好む子たちなので、毎日の葉水は控えていました。
で・・・オレガノにハダニが発生し、その隣のチマサンチュたち(ペットボトル水耕栽培)までが巻き込まれてしまいました。
口に入れるものなので無農薬と思っていたのですが、そういうわけにもいかず、一番安全そうなものを散布、撃退しました。
使用したのは、「フマキラー カダンセーフ」
- 食品成分由来の膜が病害虫を包んで退治。※有効成分(ソルビタン脂肪酸エステル)は、ヤシ油とでんぷんからできている。
勉強になりました。
これからも、試行錯誤しながら、植物との生活を楽しみたいと思います。
きょうの種
・植物の状態をこまめに観察、早めに対処
May this small seed sprout in your field.
See you.